[Oracle] Database Standard Edition 2 費用

Oracle

概要

Oracle Database Standard Edition 2 に関する費用計算をまとめた

ライセンス形態

2つの形態があり,どちらかを選べる

Named User Plus(NUP)ライセンス

特定個人ユーザー数 x [単価]

ポイント
特定個人とは,使用する人の人数です。Namedとあるとおり,使用する人たちの個人名の数という考えです。Windows CAL にあるような,同時接続の最大ユーザー数ではありません同じログオンユーザーIDを使用しているからといってライセンス数が1となるわけでもありませんPCの数でもありません。詳しくは,Q&A

1人のユーザーが複数の端末からOracleに接続しても,ライセンス数は1のままです。

自動バッチ処理でアクセスする際,ライセンス数に加算されるのか加算されないのかは,ケース・バイ・ケース。

最低10ユーザーからです。つまり5人しか使わないとしても10ライセンスは購入しなければなりません。

Processorライセンス

サーバーに搭載されたCPUの物理数 x [単価]

ポイント
コア係数という案内があるが,これは Enterprise Edition に適用される。Standard Edition は関係ない。詳しくは,「マルチコア・プロセッサ(マルチコアCPU)ではどのようにライセンスをカウントしますか?」

価格表

2018年9月

Named User Plus … \42,000
Processor License … \2,100,000

Standard Edition One からのアップグレードの場合は?

サポート契約に入っていればライセンス移行で可能。無償の場合もある

Standard Edition,Standard Edition One どちらも,ライセンスは無償で Standard Edition 2 にマイグレーションできる。ただし、最少ユーザー数10に満たないNamed User Plusライセンスを使用している場合は,最少ユーザー数10に対する不足分についてライセンスを追加購入する必要がある。

注意点
ライセンス移行のマイグレーションには,現在利用している Oracle Database のサポート契約(Oracle Premier Support)が必要。Standard Edition Oneから 2 にマイグレーションすると,サポート料金が現在の金額に対して20%加算される。

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