概要
仮想マシンに VHDX を追加したハードディスクがレプリケーションされない。もう不要になったので仮想ハードディスクを除外したい。
対処方法
追加
プライマリ仮想マシンにて 仮想ハードディスクの追加をする。この時点ではまだレプリケーション対象になっていない。
プライマリ仮想マシンが構築されている母体サーバーにて,以下のコマンドをPowerShellで実行する。
Set-VMreplication "仮想マシンの名前" -ReplicatedDisks (Get-VMHardDiskDrive "仮想マシンの名前")
※レプリケーション側に前もってHDDを追加しておかない。(あるとエラーになる)
上記のコマンド実行後 ”仮想ディスクの更新” というのがなされ レプリケーション対象にすべてのディスクが追加される
除外
Powershellにて
Get-VMHardDiskDrive "仮想マシン名"
表示された一覧から,残す対象の ControllerNumber と ControllerLocation を確認し
Set-VMreplication "仮想マシン名" -ReplicatedDisks (Get-VMHardDiskDrive "仮想マシン名" -ControllerNumber 0 -ControllerLocation 0), (Get-VMHardDiskDrive "仮想マシン名" -ControllerNumber 0 -ControllerLocation 1), (Get-VMHardDiskDrive "仮想マシン名" -ControllerNumber 0 -ControllerLocation 3)
数字の部分は任意のものに。もし IDE が混在しているなら パラメーターに ControllerType も含める
これで省かれた仮想ハードディスクはレプリケーション対象から除外される。プライマリマシンにて,仮想ハードディスクの削除が行える。なお,VHDXファイルは残っているので手動で削除する。
レプリカ側は自動的に同期されているので何もしなくてOK。(いらなくなった vhdx ファイルを手動で削除するぐらい)
プロパティ
Windows Server 2022
コメント