[Windows]記憶域Simpleの動作

Windows

概要

記憶域のSimpleは,構築手順よって動作が変わってくる。

物理ディスクを追加したのに,仮想ディスクの拡張ができない場合

操作ができない

異なるサイズのHDDで記憶域プールを作成する場合

例えば,500GB・1TB・1TB の3つのHDDがあったとする。
3つのHDDを記憶域プールに追加し,仮想ディスク Simple を作成すると・・・

0.5 + 1 + 1 = 2.5 TB にはならない

0.5 + 0.5 + 0.5 = 1.5TB の ストライピング になる。常に一番小さいディスクの容量に調整される。あとから物理ディスクを追加しても,同じく一番小さいHDDの容量で構成される。ただし分散して書き込むのでパフォーマンスは高い

負荷分散はいらないので,すべての領域を使用して仮想ディスクを作成したい場合

手順は以下のとおり

1.ひとまずHDD1本だけで 記憶域プールを作成する

2.仮想ディスク Simple を作成する

3.記憶域プールに2本目のHDDを追加する

4.仮想ディスクの拡張を行う

5.3本目以降があるなら,3,4の手順を繰り返す

この手順で行うと, 0.5 + 1 + 1 = 2.5 TB の仮想ディスクが出来上がる

プロパティ

Windows Server 2019

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