概要
HDD転送モードがDMAにならない
状況WindowsXP端末にて内臓HDDの転送モードがはじめDMAと表示されていたのに、勝手にPIOモードに変わることがある。これはOS標準の動作でDMAモードで転送が出来ない場合自動的にPIOモードに変更し、エラーを防いでいるもの。PIOモードになると転送が遅い。
自動的にPIOモードに降格するのをやめさせる
レジストリエディタ起動
HKEY_LOCAL_MACHINE→ SYSTEM→CurrentControlSet→ Control→ Class→{4D36E96A-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}→ 0001 (最後の数字はIDEの接続位置によって異なる)
<新規作成><DWORD値>「ResetErrorCountersOnSuccess」
値のデータを1
レジストリエディタを終了させてWindows XPを再起動する。
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2007/2/19:上記の方法でもPIO病が発生したので下記の方法で対応Intelより最新のチップセットINFをインストールAdministratorでログオンデバイスマネージャで、プライマリIDEチャンネル、セカンダリIDEチャンネルのドライバーを更新転送モードの表示がなくなったが、PIOモードではなくなった(PIOモードの場合、HDDアクセスするたびにCPU使用率が100%近くなる)
DMAになったのに転送エラーが続発する場合
以下の対策をされたし
BIOSのアップデート
DELL社製の場合BIOSリセットを行ってみる
BIOS画面を開く
NUMLOCK CapsLock ScrollLock ランプを全部ON
ALT+E ALT+F ALT+B と入力
BIOS保存
PC再起動
IDEケーブルの交換
MasterとSlaveを入れ替えてみる
BIOSの設定で使っていないHDDをDISABLEにしてみる
2007/10/9:まだ上記の方法で駄目だった端末があった。いろいろ調整してみたところIDE ATA/ATAPIコントローラのドライバを変更することで問題解決した。DELL GX150 の場合:Intel(R) 82801 BA Ultra ATA Storage Controller – 244B に変更したところ、転送モードの表示もできるようになりすべてALL OK!
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