[GAS]UrlFetchApp.fetch を呼び出す権限がありません

概要
対処方法
- プロジェクトの設定
- appsscript.json を編集
注意点
- トリガーではないイベントを使用している場合
プロパティ

概要

以下のエラーが記録される

エラー Exception: UrlFetchApp.fetch を呼び出す権限がありません。必要な権限: https://www.googleapis.com/auth/script.external_request

エラーとなるコード
UrlFetchApp.fetch(“https://notify-api.line.me/api/notify”,options);
LINEにメッセージを送る部分

対処方法

プロジェクトの設定

プロジェクトの設定を開いて，「「appsscript.json」マニフェストファイルをエディタで表示する」のチェックをONにする

これで「エディタ」の部分に appsscript.json が表示される

下部にある「プロジェクトを変更」のボタンは押さない

appsscript.json を編集

エディタの画面に移動して， appsscript.json を開く

oauthScopes の値に
“https://www.googleapis.com/auth/script.external_request”
を追加する。 oauthScopes がなければ下記を参考に追加する。

{
   "timeZone": "Asia/Tokyo",
  "dependencies": {},
  "webapp": {
    "access": "ANYONE",
    "executeAs": "USER_ACCESSING"
  },
  "exceptionLogging": "STACKDRIVER",
   "oauthScopes": [
   "https://www.googleapis.com/auth/spreadsheets.readonly",
   "https://www.googleapis.com/auth/userinfo.email",
   "https://www.googleapis.com/auth/script.external_request"
  ],
  "runtimeVersion": "V8"
}

これで完了

注意点

トリガーではないイベントを使用している場合

onOpen , onEdit など標準のイベントから UrlFetchApp.fetch が呼びされている場合は何をしてもエラーとなる。この場合はソースで onEdit2 など別名に変更し，「トリガー」に登録させる。onEditのままトリガーに登録させることもできるが，この場合2回実行されてしまい片方がエラーとなる。

プロパティ

Google Apps Script