[ADB]WindowsでADBコマンドを使えるようにする

概要

Android端末をカスタマイズするために必要なADBコマンド。これをWindows PCで利用できるようにするための環境を作る。

手順

１.Android SDK Platform-Tools を入手する

ダウンロードは以下のサイトから

2.ダウンロードしたファイルを任意の場所に解凍

インストーラーはないので，ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し任意の場所に解凍する。（例：C:\someuser\tool\Android\platform-tools）

3.端末用のUSBドライバーやメーカーの通信ソフトをインストールし使用できるようにする

ADBコマンドを実行できたとしても，adb devices としても何もデバイスがないとなったり，通信できないとかエラーとなる

HUAWEI タブレットの場合

HiSuite をインストールして，ひとまず使えるようにする。

上記のソフトでタブレットとPCで通信できるようになると，ADBと端末が通信できるようになる。

使用する方法

1.タブレット端末にて，設定-開発者向けオプション-USBデバッグモードをONにする

2.タブレット端末とPCを通信用USBケーブルで接続する

3.コマンドプロンプトを起動させる。スタートメニューをクリックして，cmdと入力すれば起動させやすい。

4.上記の解凍したディスクドライブを指定する。Cドライブに解凍したなら C:　Dドライブに解凍したら E: と入力。

5. cd adb.exe が保存されているパス を入力する。にを指定する。（例だと，cd C:\someuser\tool\Android\platform-tools )

6.adb devices と入力し，端末リストがてきたらOK

トラブルシューティング

adb devices で unauthorized となる場合

USBケーブルを外して，タブレット端末の 開発者向けオプション – USｂデバッグ権限の取消 を行ってみる

daemon not running; starting now at tcp:5037

初回はたいてい表示されます。この次の行に daemon started successfully があればOKです。

List of devices attached に何も表示されない

以下を試します。
●設定-開発者向けオプション-USBデバッグ権限の取り消し ON。USB接続時に常に確認 ON とし，再度USBケーブルを再接続する。MACアドレスのようなメッセージが表示されて許可できるまで何回か繰り返す必要がある。
●USBケーブル接続後，タブレット専用ツールが自動起動したりする。それはそのまま構わないが，USBデバッグモードがOFFに自動変更されていることもあるので，手動でONに戻す

プロパティ

Windows 10 Pro 64bit
SDK Platform-Tools 29.0.5