概要
Oracle 19.3 をインストールし,Oracle Enterprise Manager に接続したもの,モニタリングの項目しかなく,構成・表領域・初期化パラメータなど肝心な設定項目がなーんにもない。
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JETはまだ開発段階だそうで
19cの OEM は Oracle JET というので開発しているそうです。過去バージョンは Flash ベースで作成されていましたが,Flashがサポートされなくなるため変更しているとのこと。
そう,まだ 開発途中 !ということです。(19.3)なので,OEMに接続しても必要な機能が使えないのです。画面にな~んにも表示されないと感じるのは当然なのです。
Flashベースに戻す方法が用意されている
サーバーに sqlplus でログインして,sys dba ユーザで以下のSQLを実行します。
@?/rdbms/admin/execemx emx
しばらく待ちますと セッションが変更されました となり完了
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では再び EMに ブラウザからアクセスしてみましょう。懐かしい?ログイン画面に変わります。なお,ブラウザでFlashを有効にすることを忘れずに。
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構成・記憶域(表領域)・セキュリティ など必要な機能が使えるようになります。
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JET版に戻すには?
ちなみにもとに戻すには,sqlplus にて sys dba ユーザーにて以下のSQLを実行
@?/rdbms/admin/execemx omx
プロパティ
Oracle 19.3 (非CDB環境)
Windows Server 2019
クライアント:Windows10 , Google Chrome バージョン: 84.0.4147.89(Official Build) (64 ビット)
コメント
[…] 上記のようなOEM画面構成を変更するにはhttps://tksoft.work/archives/4257 […]